アメリカ映画華氏451(2018)ネタバレなし感想。少し面白いディストピアもの。

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2018年の映画「華氏451」って面白いのかな。

という人のためにAmazonプライムビデオで映画「華氏451(2018)」を観た僕が感想を書いています。

この映画「華氏451(2018)」の感想記事を読んでいただくと、自分の趣味に合うのか面白いのかが分かりますよ。

ですので、つまらない映画を観て時間を損したってことにはなりません。

ひとこと感想「そこまでつまらないことはない。ディストピアSF好きなら最後まで飽きずに観れる映画」

評価
映画「華氏451(2018)」おすすめの人
  • 華氏451などディストピアSFが好きな人
  • 読書家で本好きな人
  • 軽めのSF映画を観たい人

驚きの映像や感動ストーリーのあるSF映画を観たい人やディストピアSFものは苦手な人にはオススメしません。

それでは映画「華氏451(2018)」のあらすじ・キャスト、ネタバレなし感想をどうぞ!

映画「華氏451(2018)」あらすじ

近未来、本は読むことや所有することが禁止されインターネットも規制されていた。

本を所有している者を見つけ出しては、マスコミの前で本を燃やすショーを行なっていた。

その本を燃やすショーを人々は観て熱狂するのだった。

本を燃やす仕事ファイアマンをしているガイ・モンターグは優秀な者として活躍していた。

あるとき大量の本が発見され、それらの本の持ち主が謎の言葉を残して焼身自殺する。

現場に居合わせていたモンターグは、しだいに「本」に興味を持ち始めるのだった。

映画「華氏451(2018)」キャスト

監督ラミン・バーラニ

ガイ・モンターグ(マイケル・B・ジョーダン)
ファイアマンとして本を燃やす仕事をしている。しかし、だんだんと本に興味を持ち始める。

ブラックパンサーに出演してますね。

ジョン・ビーティ隊長(マイケル・シャノン)
ファイアマンたちのボス。本は悪影響があると考えているが本人は隠れて字を書くなどしており、文字の力を知っている様子がある。

クラリス(ソフィア・ブテラ)
密告をしている女性。しかしレジスタンスたちとつながりがある。

映画「華氏451(2018)」ネタバレなし感想

酷評されてるがSF映画としては、そこそこ面白い。

2018年のアメリカ映画「華氏451(2018)」、アメリカでは評判悪くて日本でも原作を読んでいる人からすると、つまらないと思ってしまう作品のようです。

ですが、僕が実際にAmazonプライムビデオで観てみると、そんなにつまらないことはなく、まあ普通の近未来SF映画かなという印象でした。

すごく面白いわけではないけれど僕の場合は最後まで飽きずに観ることができましたね。

あのゲームオブスローンズなどを制作しているHBOが華氏451(2018)を制作したそうです。

HBOだけあってクオリティの高い映像になっていますね。

本やインターネットの知識がなく1つの思想で洗脳されていれば人類は平和なのかもしれないが。

華氏451の世界は本が禁止されていて、インターネットも制限されているようです。

インターネットとは言わずに「ナイン」と呼んでいますね。

「ナイン」はおそらく必要な情報にしかアクセスできないようになっているネット網なんでしょう。

市民に余計な情報を与えないことで、支配されていることに疑問を持たれないようにして、都合のいいことだけを与えておけば支配者にとっては安心というわけですね。

不満が溜まってくれば、本を所持している者を成敗する様子をSNSなどで拡散して不満解消しているってことなんでしょう。

本やネットの情報にアクセスさせないようにしている社会って、極端に娯楽が少なくなっているものと思われます。

本を燃やし所有者を成敗するしている様子をSNSやメディアでリアルタイム中継し、それを見ることが市民の最大の娯楽になっているということなのかな。

情報にさらされすぎて余計なことばかり考えてしまう現代社会について考えることもできる。

たしかに膨大な情報に晒されていると、考えなくてもいいことまで考えてしまうという弊害はあるかも。

今のネット・SNS・TV全盛の社会だと自分の暮らしにまったく関係ない情報に触れて、それについてなぜか思い悩んだりしてしまうことがありますよね。

とくにTwitterは話題になってることや炎上している情報が見たくなくても飛び込んでくるようになっているので、しばらくの間変に思い悩んだりしてしまうことがあります。

そう考えるとある程度意識的に情報を遮断するか耐性をつけることは大事かなと思います。

なんてことを映画「華氏451(2018)」を観ていて思いました。

本やネットの知識にアクセスできない社会がどうなっているのかは、あまり描かれないのでストーリーに説得力がない。

華氏451の世界では本を読めないばかりか、本の存在そのものが否定されていたり歴史が捏造されていたり、ネットが制限されているなど、かなり窮屈そうな世界になっています。

市民は本を燃やすショーに熱狂しているんですが、普段はどういう暮らしをしているのかが今ひとつ分からないんですね。

まあ抑圧されてるってことなんだと思いますが、本がなくてネットも自由に情報を閲覧できないとなると、すごくシンプルな生活になってそうです。

おそらく舞台となったアメリカで過去内戦状態になり、どこかの勢力が武力で鎮圧し、その後情報統制を行うことで反乱を防ぐというふうになったのかな。

映画「華氏451(2018)」の世界は、

  • なぜ本を燃やす世界になったのか
  • この世界で一般市民の暮らしはどうなっているのか

といった背景がほとんど描かれていないので、あんまり映画のストーリーに説得力がない印象を受けてしまいます。

「華氏451」の世界は知っているものとして、映画「華氏451(2018)」のストーリーが作られているってことなのかもしれません。

2018年のアメリカ映画だけでなく、1966年のイギリス映画の「華氏451」もある。

レイ・ブラッドベリの本「華氏451度」は1966年にもフランス映画で制作されています。

2018年のアメリカ映画バージョンの「華氏451」とは、また雰囲気の違う映画となっているみたいです。

2018年のアメリカ映画バージョンの「華氏451」は規制されたネットやドローン、ビルの窓が巨大なディスプレイとなっているなど、近未来的要素が多く盛り込まれています。

フランス映画バージョンは制作されたのが1966年なのでアメリカ映画バージョンのような近未来的要素はないでしょう。

しかし、レイ・ブラッドベリの原作本「華氏451度」を読んだ人からするとフランス映画バージョンのほうがいいっていう口コミがあります。

もしアメリカ映画の「華氏451(2018)」を観て本か燃やされる世界に興味が出てきたら、フランス映画バージョンも観てみると「華氏451」についてもっと理解できるようになるかもしれませんね。

原作本を読んでいる人にとっては評価が悪いみたい

レイ・ブラッドベリの原作本「華氏451度」は1953年の作品。

レイ・ブラッドベリの原作本を読んだ人の映画「華氏451(2018)」の口コミを見てると、評価が悪かったですね。

映画「華氏451(2018)」は本だけでなくネットなども禁止された監視社会を描いています。

うまく現代の状況に合わせて「華氏451」の世界を再構築してあるのかなと思ったんですが、原作ではもっと違うものがあるのかもしれません。

そのせいで悪い評価の口コミとなっているのでしょう。

今「華氏451(2018)」を観ると情報統制・思想統制されたディストピア以外の意味も見出せそう。

華氏451は現代の情報過多の時代には別の意味も見出せそうですね。

映画「華氏451(2018)」は、本が燃やされネットが制限されていることが健全でない社会となっています。

しかし私たちのリアル世界のことを考えてみると、あまりにも無駄に多くの情報を浴び続けている弊害もあると分かりますよね。

映画のなかで情報を規制することで平和が保たれているみたいなセリフがあります。

たしかにあらゆる情報にアクセスできる状況だと、人々は自分の信じたいものを信じて、意見の違う者たちと争い始めることになりそうです。

映画「華氏451(2018)」の世界では人々が争いを起こさないようにするために、本を含めたあらゆる情報を規制して洗脳状態にしたわけです。

私たちのリアルは情報に自由にアクセスできますが、それぞれ違う情報に”洗脳”された人たちが争ってもいるわけですよね。

だからといって映画「華氏451(2018)」のように一つの思想と規制された情報で人々を洗脳して平和を保つ世界は、みんな望まないことです。

ではどうすればいいのかというと、やはり情報に自由にアクセスできる社会で意見の違う人がいたとしても冷静に対話できる能力が必要になってくるんでしょう。

そしてどういう社会であればみんながなるべく幸せに暮らすことができるのかというビジョンを共有するほうがいいのかなって思います。

そう考えると、映画「華氏451(2018)」のように子供の頃から洗脳するような教育ではなく、意見の違う人とも冷静に対話して、なるべく良い状況を作り出す能力を育てる教育が重要なのかもしれません。

映画「華氏451(2018)」を観ていると、そんなことを考えたりできるかなと思います。

主人公が所属するファイアマン以外の市民の生活がもっと詳しく描かれていれば、本を燃やしネットを規制する社会が良い社会とは言えないことが、もっとハッキリと理解できたのかもしれません。

レイ・ブラッドベリの原作本では、市民がどんな生活を送っているのか詳しく描かれているのかもしれないですね。

映画「華氏451(2018)」ネタバレなし感想まとめ

ということで映画「華氏451(2018)」のネタバレなし感想でした。

まとめると、

  • 酷評されてるがSF映画としては、そこそこ面白い。
  • ディストピアものだが、現代の情報過多社会の弊害を考えるきっかけになる。
  • 思想統制社会で市民がどういう暮らしをしているのか、あまり描かれないのでストーリーに説得力が足りない。
  • レイ・ブラッドベリの原作本を読んでいる人からは評判が悪いっぽい。
  • 華氏451は1966年にフランスでも映画化されてる。

といったところです。

映画「華氏451(2018)」視聴前に口コミを見てみると評判あんまり良くなかったですが、実際観てみると、そこまでつまらないSF映画ではなかったですね。

一定のクオリティを保っているところは、さすがHBOといったところでしょうか。

ただすごく面白いSF映画とは言えないので、

なにかSFっぽい映画ないかな〜

と探しているときに、他に観たいのがなければ映画「華氏451(2018)」を観るといいかな。

HBO制作のSFなら海外ドラマですが「ウエストワールド」のほうが面白いですね。

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