
映画「2012 」って面白いのかな?
という人のために映画「2012 」を観たので感想を書いています。
この映画「2012」の感想記事を見ていただくと自分の好みに合うのか面白いのかが分かります。
ですので、つまらない映画を観て時間を損したってことにはならないですよ。
ひとこと感想「暇つぶしに観るならそこそこ楽しめるパニック映画」
評価- 地球滅亡ものパニック映画が観たい気分の人
- きれいごとばかりじゃないパニック映画が観たい人
- 眠れなくて暇つぶししたい人
パニック映画が嫌いな人や、考察しがいのある映画が好きな人には映画「2012」はオススメしません。
それでは映画「2012」のあらすじとネタバレあり感想をどうぞ!
映画「2012 」あらすじ
エイドリアン・ヘルムズリーは太陽活動の異常な活発化によって地球滅亡が迫りつつあることを確認する。
地球滅亡の事実を知ったアメリカ政府は各国と協力し秘密裏に人類を存続させるための巨大船の建造を始めていた。
SF作家ジャクソン・カーティスは執筆した本が売れなくて冴えない日々を送っていた。
ある日子供たちとキャンプに行ったジャクソンは、ある人物から地球滅亡の危機が迫っていることのヒントをつかむ。
ジャクソンは家族と共に助かろうと、秘密裏に建造された巨大船へと向かうのだった。
映画「2012」キャスト(登場人物)
ジャクソン・カーティス(ジョン・キューザック)
売れないSF作家。家族とともに巨大船へと向かう。
エイドリアン・ヘルムズリー(キウェテル・イジョフォー)
大統領の科学顧問。インドの科学者が発見した地球滅亡の発見を大統領に知らせる。
映画「2012 」ネタバレあり感想
大きなネタバレはなしです。
王道パニック映画だが、けっこう他人を見捨てるとこが新鮮

太陽の巨大フレアとかなにかで地球の地殻が崩壊して人類が滅亡するかも…というストーリーの滅亡もなパニック映画です。
暇つぶしになんも考えずに観たいときに最適な映画だと思います。
地球滅亡ものパニック映画だとストーリーのパターンとしては、
- 奇跡的なことが起こって人類が救われた。
- 地球滅亡という事態になってるのに、みんな争いをやめなくてバッドエンド。
というのが多いでしょう。
大金を出した人が生き残る道を与えられるというのがリアル
映画2012はそのどちらでもなくて、事前に情報を知った人で大金を出した人が生き残ることができるという、なかなかリアル指向な作りになってます。
その大金で現代版ノアの方舟を作って、地球規模の大災害の後も人類を存続させることが目的ですね。
主人公は多くの人を見捨てていく
ジョン・キューザック演じる主人公のジャクソン・カーティスは地球滅亡の情報を事前に知ることができて、そのノアの方舟みたいな船がある中国の山奥に向かうことになります。
その道中、主人公のジャクソンが他人を見捨てていくことがあったりして、なかなか斬新なパニック映画だなと思いました。
地球滅亡系のパニック映画だと、人々を救おうと主人公が活躍したりするんですが映画「2012」の主人公ジャクソンは、もう最初から自分の家族しか眼中にありません。
ジャンボジェット機だから多くの人が乗れるけど乗せない。
たとえばジャンボジェット機に乗れると分かったら空港に避難している多くの人々をほったらかして、自分たちの家族だけ助かるために空港を出て飛行機に乗り込みます。
まあ目前まで地面の崩壊が近づいていたということもあるのですが。
ジャンボジェット機だから大勢の人が乗れると思うので、脚本的にもうちょっと空港崩壊までの時間を作って主人公が「みんな飛行機があるぞ!」とか言ってなるべく多くの人を飛行機に乗せてっていうストーリーだと主人公かっこいいとなると思うんですよね。
でもそういうことはせず、ジャンボジェット機には主人公の家族とそのジャンボジェット機に乗れることを見つけてきた金持ちの家族、合わせて数人程度しか乗らずに出発。
そしてその後空港に残された多くの人々とともに空港は崩壊というストーリーになってます。
共感できないストーリー
このようなストーリーなので、多くの人を見捨ててジャンボジェット機に数人だけ乗るという、あまり共感されないことになってるんですね。
あえてこういう共感をもてないストーリーにしてるのは、地球滅亡という事態になれば自分の家族だけが助かればいいとなるものだよということを、あえて表現しているのかもしれません。
マヤ文明の地球滅亡予言+ノアの方舟
映画「2012 」は古代のマヤ文明が2012年に地球滅亡を予言していたことと、ノアの方舟のように地球滅亡しても地球のいろんな種が存続するように人類や動物たちを船に乗せるというのが元ネタになってます。
マヤ文明にカレンダーみたいなのがあって、それを見ると世界が2012年に滅亡することが分かるらしかったのだそうです。
たしかマヤのカレンダーが2012年ぐらいで途切れているから2012年に地球滅亡って言われてたんだと思います。
でもそのマヤのカレンダーが現代の西暦の2012年を表していたかは不明だったかな?
しかし、実際に信じた人はいたみたいですね。
映画2012年のネタバレあり感想まとめ
ということで映画2012年のネタバレあり感想でした。
まとめると、
- けっこう多くの人々を見捨てていく斬新な地球滅亡ものパニック映画
- ジャンボジェット機だけど、乗るのは数人
- マヤ文明の地球滅亡カレンダーとノアの方舟が元ネタ
といったところです。
映画「2012」普通の地球滅亡パニック映画に見えて、じつはけっこうリアルな部分もあるのかなと思ったりしました。
リアルな部分っていうのは、
- 金持ちだけが船に乗れる
- とにかく家族最優先
っていう部分ですね。
地球滅亡レベルじゃなくても、大災害が起きたときは実際こうなりそうですね。
でも、映画「2012 」みたいなパニック映画を見て反面教師としたいかななんて思ったりしました。
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