2001年宇宙の旅の感想。面白いのはデヴィッドボーマンとHAL9000の戦い。

木星 Uncategorized

「2001年宇宙の旅」って面白いのかな?

という人のために「2001年宇宙の旅」を2回ほど観た僕が感想を書いています。

この「2001年宇宙の旅」の感想記事を見ていただくと、自分の好みに合うのか面白いのかが分かります。

ですので、つまらない映画を観て時間を損したってことにはならないですよ。

ひとこと感想「デヴィッド・ボーマンVS人工知能HAL9000の戦い部分は面白い。」

評価
「2001年宇宙の旅」オススメな人
  • 退屈な部分は飛ばしても面白い部分が観れればOKな人
  • 映画を考察しながら観るのが好きな人
  • SFサスペンスものが好きな人

よく分からない謎のシーンが長いのは苦手な人や、昔の古いレトロな装置があるとげんなりする人にはオススメしません。

それでは「2001年宇宙の旅」のあらすじと感想をどうぞ。

「2001年宇宙の旅」あらすじ

古代の地球。まだ人類出現前、突如黒い石板が出現した。

周りにいた猿は骨を道具として使う知能を獲得して進化していった。

そして未来、人類が宇宙に進出するようになっていた。

月でモノリスと呼ばれる黒い石板が発見される。

その後木星探査が行われることになる。

木星探査の宇宙船にはデヴィッド・ボーマン船長ら数人の乗組員がいて、AIのHAL9000が搭載されていた。

順調に木星へ向けて航行していたが、あるときからHAL9000の様子がおかしくなっていく…

「2001年宇宙の旅」感想

【ネタバレあり】と書いているところ以外は大きなネタバレなしの感想です。

デヴィッド・ボーマンVS人工知能HAL9000の戦いが面白いので、そこだけ見ればOK

「2001年宇宙の旅」名作とか傑作と言われていますが、たいていの人は最初の猿のシーンのとこか、ラストあたりのワープか次元を超えてるのかよく分からないシーンで挫折すると思います。

僕も最初の猿のシーンで一度観るのを止めたような気がします。

あとラストシーンのスターチャイルドと言われているとこも、よく分かりません。

最初のあたりと最後のあたりよりも、映画中盤のデヴィッド・ボーマン船長とAIのHAL9000の戦いの部分だけ観てもいいと思います。

個人的には、デヴィッド・ボーマン船長とAIのHAL9000の戦いのシーンが「2001年宇宙の旅」のなかで一番面白いです。

  • 少しずつおかしくなっていくHAL9000
  • 最後まで穏やかな音声のHAL9000
  • 冷静に打てる手を打っていくデヴィッド・ボーマン船長

などなどデヴィッド・ボーマン船長とAIのHAL9000の戦いは見どころが多いです。

あくまで静かに進む戦いがすごい。

デヴィッド・ボーマン船長とAIのHAL9000が戦うシーンはシーンを盛り上げるような派手な音楽は一切なし。

デヴィッド・ボーマン船長の呼吸音があるぐらいです。

HAL9000は終始穏やかな声なんですが、さらっと自分を守るために人間の乗員を排除したと言ったりします。

そんな終始穏やかなHAL9000の音声によって、さらに不気味さがアップしていてサスペンス感が高まっていますね。

あと宇宙空間では呼吸音のみで他は一切効果音がなくBGMもなし。

その呼吸音で人間の心理状態を表現しています。

呼吸音の変化だけで登場人物の心の変化を知ることができ、盛り上げるような音楽なしでシーンをここまで見応えあるものにするとこがすごいなと思います。

デヴィッド・ボーマン船長とAIのHAL9000の戦い以外だと月のシーンがリアル感が見どころ。

デヴィッド・ボーマン船長とAIのHAL9000の戦い以外にも、ほんのちょっとの間ですが見どころがあります。

月で発見されたモノリスを見に行くというシーンがあります。

この時宇宙服を着て歩く人物の後ろから、かなり近い距離で撮影している映像があるんですが、このときのシーンがすごいリアル感がありました。

まるで片手で持てるカメラで撮影しつつ一緒に歩いているかのようなカメラワークなんですね。

このカメラワークによって、まるで一緒に月にいて歩いているかのような体験ができます。

「2001年宇宙の旅」公開当時の1968年の映画の映像で、まるでハンディカムカメラで撮影したかのような手ぶれのある映像を使う手法って珍しかったんじゃないでしょうか。

近年だとクローバーフィールドっていう映画が手ぶれのある映像を使うことでリアル感を演出してましたが、「2001年宇宙の旅」監督のスタンリー・キューブリックは50年ほど前に「わざと手ぶれのある映像を使ってリアル感を演出する。」ということをやっていたってことなのかなと思います。

【ネタバレあり】猿のシーンと最後のよく分からないシーンを一応解説&考察

猿

デヴィッド・ボーマン船長とAIのHAL9000の戦いのとこ以外は見なくてもOKとおすすめはしましたが、やはり「2001年宇宙の旅」の全体のストーリーは知っておいたほうがいいですよね。

なので、猿のシーンと最後のよく分からないシーンの解説と考察しておきます。

あくまで僕個人的見解による解説と考察ですのでご了承ください。

猿シーンは人類がモノリスによって革新的な進化をしたことを表現している。

まず猿シーン。

猿が数頭いて「ギャー」とか叫んだり肉をむさぼり食べたりしています。

あるとき黒い石板みたいなのが出現。

その近くにいた猿の一頭が骨を道具として使うようになるってことが、けっこう長い時間かけて描かれます。

映画冒頭の猿シーンは「ああ、これはモノリスが猿の知能を刺激して骨を道具として使うようになったんだな。」と理解しておけばOK。

あんまりにも猿シーンが長くて退屈する場合は、モノリスによって猿の知能がアップしたとだけ分かっていれば飛ばしていいと思います。

最後のよく分からないシーンはデヴィッド・ボーマン船長が進化したと解釈すればOKっぽい。

「2001年宇宙の旅」の最後あたりは、摩訶不思議な光景が延々と流されます。

これまた「なんだこれ?」となって退屈する人がいるかもしれないので、なにを意味しているシーンなのか解釈してみます。

デヴィッド・ボーマン船長はワープしたか次元を超えた。

木星付近に浮いていたモノリスを訪れたデヴィッド・ボーマン船長は、おそらくモノリスの影響で次元を超えたか、はるか遠い宇宙までワープみたいなことをしたのだと思います。

そこでデヴィッド・ボーマン船長は姿は見えない地球外知的生命体によって保護され進化を促されている状態なのでしょう。

映画冒頭の猿から人への進化と同じようにデヴィッド・ボーマン船長も人からスターチャイルド進化した。

そして長い時間をかけてデヴィッド・ボーマン船長は人間からさらに進化して「スターチャイルド(惑星なみにでかい赤ちゃんみたいなの)」になったってことっぽいですね。

ようするにデヴィッド・ボーマン船長は「人間」ではなくなり、さらに進化したって解釈しておけばいいようです。

1968年のSF映画。当時は宇宙船の映像だけで新鮮だったと思う。

2019年の今「2001年宇宙の旅」を観たとき、宇宙船内で人が地球上では無理な動きをするシーンがやたらと長いと思った人がいるみたいです。

たしかに今の特撮、CGグラフィックの技術による映像を見慣れている場合、2001年宇宙の旅の特撮映像を観ても、なんにも感じないですよね。すごいとか。

無重力空間とか宇宙船の映像は今は山ほどありますから。

しかし「2001年宇宙の旅」が公開された1968年当時は、かなり新鮮な宇宙の映像だったのではないでしょうか。

1960年代の観客は「2001年宇宙の旅」の特撮映像を「すごいな〜」という気持ちで観ていたんだろうなという気持ちで観ると、宇宙船の何気ないシーンがやたらと長いことも納得できますよね。

つまり当時は最先端の技術を用いて作られた特撮映像を観ることだけでも大いに価値があったということなのでしょう。

なんせ人類史上初の月面着陸が1969年で「2001年宇宙の旅」の公開が1968年。

つまりアポロの月面着陸より前に公開された映画ということになります。

1968年公開当時に「2001年宇宙の旅」を観た観客は宇宙や宇宙船の特撮映像を観てビックリしたんだろうな〜って思います。

「2001年宇宙の旅」感想まとめ

ということで「2001年宇宙の旅」の感想でした。

まとめると、

  • デヴィッド・ボーマンVS人工知能HAL9000の戦いが面白い
  • 月のシーンがリアル感も見どころ。
  • 猿から人類へと進化し、さらに人類が進化した物語。
  • 1968年のSF映画。当時は宇宙船の映像だけで新鮮だった。

といったところです。

古い映画ですが、宇宙空間での緊迫感やデヴィッド・ボーマンVS人工知能HAL9000の戦いのサスペンス感は見応え十分です。

最初と最後は飛ばしてもいいから、まずはデヴィッド・ボーマンVS人工知能HAL9000の戦い部分だけでも観てほしいなって思います。

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